大人になって思い出す夏休みの思い出。楽しい記憶は子どもにとって一生の宝物、生きる力に
全国的にこの週末から夏休みの学校が多いと思います。
夏休み、親の立場になるとしんどいなぁと感じますよね。
私もそうでした。
でも先日、テレビに映った映像にハッとしました。
小学生の時、父が夏休みに連れて行ってくれた奈良県十津川村の【谷瀬のつり橋】。
とても懐かしく、嬉しくなってしまいました。
父の会社の人とキャンプをして、つり橋を渡ったんですよね。
大人でも怖い、長さ297メートル、高さ54メートルの大きなつり橋。
私は子どもで怖い物知らずだったので、普通にすたすた歩いたら「すごい!」って言われて浮かれていた記憶があります。
夏休みが憂うつだったけど、子供時代を思い出して息子にも夏の思い出を作ってあげたいと思いました。
今回は「楽しい記憶は子どもにとって一生の宝物、生きる力に」をお伝えします。
子どもの頃の思い出は色あせない
子どもってすぐに忘れるから、夏の思い出って覚えてるの?って思いませんか。
意外と覚えているんですよ。
幼稚園や小学生の頃、仲良かった友達。
ブログを読んでいるあなたも小さい頃のお祭、田舎に帰った時の記憶、虫取りした思い出などあるでしょう。
記憶は何歳頃からあるの?
ドイツの心理学者Thorsten Kolling博士が子どもの記憶について研究しています。
研究結果によると、大体3歳~4歳頃からだと言われています。
アメリカの大学の研究でも3歳頃からの記憶があるという結果に。
個人差はありますが、3歳以前の乳幼児期の記憶は脳の発達と共に自然に消えてしまう傾向。
でも、物心がつく3歳頃からはしっかり覚えているんですね。
楽しかった思い出は大人になっても宝物
子どもにとって楽しい思い出は、小さい時も嬉しい物です。
そして、成長して大人になっても楽しい記憶は残ります。
私も今回のつり橋を見た時に、子ども時代の夏休みの事を思い出しました。
当時の楽しかった記憶がよみがえって幸せな気分に。
私の大事な思い出で宝物です。
息子にも同じように楽しい思い出を残してあげたいと思いました。
子どもと一緒に楽しめる期間は意外と短い
子どもが小さい内は出かける準備が大変。
移動中にぐずったりもするし、大人は大変です。
でも、子どもと一緒にお出かけしたり旅行できる期間って意外と少ないんですよね。
小学校に入ったら、親より友達が大事になってきます。
中学校に入ったら部活が始まり、大会出場などで土日もバタバタ。
塾に通う子も増えて、夏休みもますます忙しい日々に。
反抗期に入ると親と一緒の行動を嫌がり、旅行に行く機会は減っていきます。
子どもと夏の思い出を作れるのは幼児期から小学校高学年になる位まで。
小さい内にいっぱい楽しい思い出を作ってあげたいですね。
愛された記憶、楽しかった思い出は生きる力になる
愛された、楽しかった思い出があれば「生きる力」になります。
私の両親は小さい頃から不仲でした。
高校生の時に父が家を出て、それから実家は荒れて大変な状態に。
バブル崩壊後、何とか新卒で入った会社はパワハラ、セクハラ、毎日残業、残業代未払いなどオンパレードなブラック企業。
10代半ば~30代までは最悪でした。
何とか道を踏み外さずに来れたのは、過去の愛された経験と楽しかった思い出のおかげです。
楽しい思い出は子どもの中に生き続ける
ツラかった時も愛された記憶、楽しかった時の思い出が生きる力をくれました。
色々ありましたが、キャンプやイベントなどに行き楽しい思い出を作ってくれた両親には感謝しています。
今度は私が息子にも1つでも多く楽しかったと思える思い出を作ってあげたいと思っています。
親はいつまでも子どもの側にいてあげられません。
でも、楽しかった記憶は子どもの中にずっと生き続けます。
楽しい思い出が多ければ多いほど、子どもが将来困難に出会った時に生きる力となって助けてくれるはずです。
まとめ
夏休みは親にとって負担が多くなる時期で大変です。
でも、時間に余裕があるので楽しい思い出を作れる時期でもあるんですよね。
行政や企業など夏休みには子供向けのイベントをしています。
少し遠くの図書館に行く、水遊びをする、クッキーを一緒に作るなど普段と少し違う事をするだけでも、子どもには楽しい思い出になります。
子どもと一緒に楽しい思い出作りをして下さいね。