体臭がキツイ時、家庭で出来るスメルハラスメント対策①【洗濯編】
徐々に蒸し暑くなって、男女問わずニオイ対策をする時期になりましたね。
前回の記事では【体臭がきつい相手に優しく指摘する方法】をお伝えしました。
なぜ、体臭がキツイ人は自分で分からないんだろう?
自分で分かっていたら、臭いのを伝えなくてもいいのに。
そんな思いを持っている方は多いでしょう。
でも、誰もが持つマスキング効果で鼻が自分のニオイに慣れて気付かないです。
誰かが指摘して本人が分からないと根本的な解決にならないんですよね。
自覚がないと対策グッズなど使う事がないので(;´∀`)
職場や家族の体臭でお悩みでしたら、こちらの記事を参考にして頂けたらと思います。
リンクからどうぞ↓↓
今回は家庭で出来るスメルハラスメント対策①【洗濯編】をお送りします。
ニオイの原因は?
ニオイの原因は汗、皮脂、垢、肌の常在菌などです。
毎日シャワーやお風呂に入り、清潔にするのは大事です。
が、見落としがちな部分があります。
それは、衣類。
衣類もニオイの原因の1つ
汗は分泌したての頃はほぼ無臭。
しかし、皮脂や垢、肌の常在菌が混じり酸化する事で、嫌なニオイを発するようになります。
そんなニオイの原因がついた衣類を洗濯で落としきれず、皮脂や雑菌が残ったままなら…?
当然、ニオイの原因になりますね。
今回は衣類のニオイ原因を簡単に落とす方法をお伝えします。
ニオイの汚れも落とす洗濯法
酸素系漂白剤を使う
以前、こちらの記事でも紹介していますが、酸素系漂白剤は優秀です。
漂白剤には塩素系、酸素系があります。
普通の洗濯では落ちにくい、しつこい皮脂+ニオイには酸素系の方がおススメです。
夫が30代なかばから体臭が酷くなってしまいました( ;∀;)
申し訳ないけど、一緒に洗濯するのを一瞬戸惑うほどニオイがきつかったのです。
塩素系漂白剤では夫の靴下、肌着のニオイが取れませんでした。
でも、酸素系ではスッキリ取れて驚きました。
酸素系漂白剤とは
酸素系漂白剤には、漂白、除菌、消臭の効果があります。
洗濯だけでなく、掃除やしみ抜きにも使えて便利。
ツンとしたニオイがなく、塩素ガスが発生する危険もありません。
使い方
①水30Lに対して酸素系漂白剤、15g(おおさじ1杯半)使用。
②ぬるま湯(30~50度)に溶かし洗濯機に入れます。
ぬるま湯の方が漂白剤がよく溶けて、漂白、消臭効果もUPです!
※漂白剤にティートリー、ラベンダーなど殺菌、抗菌力のあるアロマオイルを入れるのもおススメです♪
※この時、洗剤等は入れないで下さい。酸素系漂白剤だけで、衣類の皮脂を溶かし出すため。
③5分、洗濯機を回す。
④10分~15分くらい洗濯機を止める。
(洗濯機の中で酸素系漂白剤で浸け置き状態にして、ニオイや汚れを落としやすくします)
⑤洗剤+柔軟剤などを投入して、普通に洗濯してください。
⑥風通しの良い所でしっかり干す。(生乾きはニオイの原因になります)
毎日続けやすい、酸素系漂白剤の洗濯機での10分浸け置き洗い
ニオイや汚れがキツイ衣類は、酸素系漂白剤を溶かしたぬるま湯に一晩浸け置きするのが一番。
でも、洗濯は毎日するもの。
毎日浸け置き洗いはしんどいですよね💦
上記の方法なら、10~15分程度でも軽い浸け置き効果でニオイも汚れもよく落ちます。
ぬるま湯を使う手間と、洗濯機を一時停止する必要はありますが、続けやすい方法です。
この方法で、約6年悩んでいた夫の衣類、下着のニオイの悩みがなくなりました。
酸素系漂白剤を使った洗濯の効果は
衣類などの繊維の奥から皮脂やニオイの原因が落とせたので、体臭は軽減しました◎
特に足のニオイは酷かったので、軽減しただけでも嬉しかったです。
靴下は何度洗濯してもニオイが取れず...。
柿渋せっけんや足用石けんで足を洗い、靴にデオドラントスプレーを使ってもらっても駄目。
仕方なくニオイが取りきれないままの靴下を履いてもらっていたので、負の連鎖だったんでしょうね(^-^;
今は酸素系漂白剤での洗濯に加えて、下着や入浴の方法も工夫しています。
おかげで今年に入って、ぐんと体臭がしなくなりました。
夫もその効果に驚いています。
今までは「加齢臭だから仕方ない」って諦め気味だったんですけどね。
効果があるので、下着を変えたり私の提案をしっかり実行してくれています。
最後に
体臭対策は下着、漂白剤、洗顔シートなどエチケットグッズが沢山あります。
でも、どれも単品ではなかなか効かないんですよね。
特に加齢臭だと皮脂が多く、洗濯でしっかりニオイの原因を取り除く事が必要です。
下着選び、洗濯方法、エチケットグッズの全てを無理なく生活の中に取り入れていくのが一番。
家庭で出来るスメルハラスメント対策、次回は下着選びについてお伝えしますね。